精神分析– tag –
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小説
『菜食主義者』感想 | 深く深く暗く
正気じゃないと思った。でも、お前の言う「正気」とはなんだ、とふと反問したくもなった。 1篇目、『菜食主義者』。『夢を見てたの』。ある日見た悪夢を境に、ヨンヘは急に菜食主義者になった。それ以降彼女は徐々に変わっていく。夫や家族は、一方では彼... -
思想・評論
『現代社会の存立構造』感想 | 物象化から読み解く現代社会
真木悠介&大澤真幸の『現代社会の存立構造』は、私が高二の夏に読み始めて、何度も中断・リトライを経て、ようやく大学一年の夏に完読した本だ。何度も挫折しながらも読んだ甲斐のある、すごい本だった。前半の真木論文もさることながら、後半の大澤解説も... -
ゲーム制作
「8番出口」のデザインが洗練されてるって話
はじめは、ただの間違い探しだと思ってた。 今、ゲームを作ってて強く感じる。8番出口のデザインはすごく洗練されていたんだな、と。 8番出口の構造の美しさについて語らせてほしい。 空間の設計 8番出口は、「異変を見つけたら引き返すこと」をルールとし... -
思想・評論
「まなざしの地獄」×「引き裂かれた自己」感想 | 深層の孤独
演技は社会に欠かせない。演技それ自体は正常な反応である。 しかし、演技から抜け出せなくなってしまうのはなぜだろう。そのうちに「ほんとうの自分」が消えてしまったように感じられるのはなぜだろう。 今回読んだのは、『引き裂かれた自己』と『まなざ... -
映画
『関心領域』感想 | 無感動の倫理
『関心領域』を観た。ただ淡々と観ていた。けれどその無感動そのものが、この映画の倫理なのかもしれない。感情的消費と無関心について -
エッセイ
本と私の間 〜高校の終わりに〜
30565ページ、109冊。私が高校時代に読んだ本の量だ。1日30ページと考えれば大した量ではない。(ちなみにこれは読書メーターで数えた)。中学から読書好きだったのかというとそうでもなく、高校に入って何となく読み続けてたら、こだわりが形になった。私が... -
写真
春。不完全なカメラを買う。
春だからカメラを買った。高校卒業祝い兼大学進学祝いだ。3万円。自腹だった。 Less is more:不完全さこそが欲望を生む 買ったのは「Paper Shoot」というカメラ。コンセプトは「Less is more」。最小限の機能だけを備えたカメラだ。 カメラ本体は1枚の基... -
小説
『虐殺器官』感想 | 精神分析で読む
(※「虐殺器官」をすでに読了した方は、前半を飛ばしてください!!) あらすじ紹介(未読者向け) 「虐殺器官」は、間違いなくディストピア小説の最高傑作だ。少なくともわたしの知る限りでは。 だからこそ、人にはあまり薦めたくない。 なぜならディストピア...
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