日比谷高校を推薦受験したときの話

1月は推薦受験ですね。

僕は推薦試験で日比谷高校へ入学しました。今回の記事は僕の体験談です。誰もが緊張するであろう推薦試験。少しでも手助けできればいいなと思います。僕自身、当日は緊張しすぎてお腹が痛かったですし、前日はほぼ寝れませんでした。

今回の記事では、本番の形式と、聞かれた内容、事前の対策などを全て書き尽くすつもりです。

(一応僕自身の中学での成績を開示しておくと、五科目オール5・体育3・技術家庭科4・音楽5美術5で素内申は42でした。)

(追記:僕の代はコロナの影響で集団討論がありませんでした。そのため集団討論については書いてないです。またスケジュール等がその影響でずれているかもしれません。申し訳ございません)

当日まで:自己PRカード+小論文対策

僕は、当日まで、ちょくちょく小論文の対策をしてました。塾(Eから始まる某塾)の推薦対策パックを買って、月3くらいで書いてました。点数はかなり低かったですね。時には40点/200点みたいなときもあって、小論文は不安でした。うまく書けたときももちろんありましたが、当日までは皆不安になるものです。特に、慣れない形式においては。「テーマによっては」という感じだったので、結構な運ゲー感じでした。

面接練習もあまりしてませんでした。学校でやった校長面接と、推薦前日に塾の先生がやってくれた練習だけでした(これは単純に僕の面接対策が忘れられてたから笑)。皆さんはちゃんと対策しましょう。そんなだったので、前日の練習ではマナーがダメダメでした。(でも意外と一日でなんとかなるものです。そもそも日比谷の先生が求めるのは面接の中身であって、マナーは大して重要じゃないはずです。)

ただ僕は、自己P(自己PRカード)だけは、しっかり時間を書けて考えました。自己PRカードは超重要です。

僕は将来の夢というものをまず考えて、そこから逆算して、将来のプランを考えました。学校が求めてる人材は、何らかの目標意識がある人です。夢がない人は、誇張でも嘘でもいいので、とりあえず考えましょう。ただし一度決めたら、面接で深堀されることも考えて、そのジャンルの周辺知識と、学校の志望理由をリンクさせて調べましょう。

無いなら、嘘を書けばいいんです。巧言令色、それで結構。受かってしまえば関係無いです。
(追記:入学から3年経ちついに卒業しました!しかし結果として推薦で言ったことはほぼ果たさず終わってしまいました。GNET20とか、IT委員会とか。もちろん褒められたことではないですが。)

塾長が言ってたことですが、「自己PRカードで尖っところがないやつはだめだ。」と。要は何か自分の「取柄」、つまり専門性を軸に据えて、自己PRカードを練ろうということです。なぜ、学校が自分を入学させなきゃいけないか、なぜ、私がそれをやらなきゃいけないのか。そうした情報があると、アピールとしては強いです。(中学の生徒会だけだと軸としては弱いです。入学したらわかりますが、元生徒会はいっぱいいます)

自己PRカードは直接的に面接の方向性を左右します。くれぐれも「事故PR」にならないように、頑張ってください!

当日の流れ

(追記注:僕の受験した年度はコロナ対策のため集団討論がありませんでした。スケジュールは当然変わってるものと思われます。受験要項をよく確認してください。)

朝 8:00くらいに男子は登校でした。

受験生のチェックとか全部済んで時間になったら、面接が始まります。

11:30くらいに小論文試験でした。

時間はあんまり覚えてないので少し不正確です。ごめんなさい。もう一つ大事なこととして、男子と女子で時間が異なります。男子は朝登校⇒面接⇒小論文ですが、女子は昼頃登校⇒小論文⇒面接でした。

登校

登校は、学校まで迷うかもしれないので、少し早めに行くことをお勧めします。
日比谷高校には通用門(永田町・赤坂見附方面)と正門(国会議事堂方面)という2つの入り口があります。通用門から入る方が良いです。通用門の方が、案内する人や受験生が多くて道を間違えにくいので。

僕の話をすると、当日、正門から入ろうとして、正門が空いていなくて焦りました。正門横に小さな門があるのでそこから入れます。さらに他に受験生が見当たらなくて不安になりました。時間ギリギリに着いて教室がわからず校舎内を彷徨っていました。ほかの迷子の受験生と「教室どこかわかるー?」「わからん」と話して教室まで移動したのを覚えてます。

くれぐれも、こうならないように。

面接試験

いざ、待ち教室に入ったら、意外と待ち時間が長い。
1教室に40人ほど他の受験生がいると思いますが、そのなかから、番号順に4、5人ずつ呼ばれます。番号が遅いと、一時間半くらい待つかもしれない。こころの準備をして、面接や小論文に備えましょう。ちょっと退屈です。

さて、自分の番になって教室で呼ばれたら、荷物を持って面接用の別の教室に移動します。先生が付き添ってくれます。着いたら、教室前で待ちます。ここが緊張のピークです。

前の人が教室から出てきて、教室内の先生が合図を送ったら、面接開始です。このとき荷物は教室の外に置いていきます。(追記注:あくまで方式が変わってなければの話です。先生の指示をよく聞きましょう)

僕の友達は教室内に荷物を持ち込んでしまい、入室をやり直させられました。でもその子は推薦で受かってます。入室の作法を皆練習するとは思いますが、失礼にあたらなければ間違えても大丈夫です。なんとかなります。大事なのは話の内容です。実際僕もミスったところはありましたが、今こうして入学できてます。大事なのは礼儀正しさであって、個々の行動ではないです。

面接の教室に入ると教室の奥に先生(おそらく男女)が2人座ってます。
先生方は座っており受験生は教室の手前側にある椅子に座ります。そのときに受験番号とか確認されるはずです。

俯瞰図

そして始まる面接試験。以下、覚えている範囲で僕が聞かれたことのリストです。

  1. 志望動機 ⇒英語をがんばりたい・幅広い教養を得るため。
  2. 本校のどのような理念に惹かれたか? ⇒生徒の自主自立を重んじる校風
  3. 中学校生活で得たこと ⇒集団に合わせることの難しさ・喜び
  4. 将来の夢・目標 ⇒プログラマー
  5. なぜ、その夢を果たしたいのか? ⇒孤独な人をネットを介してつなぎたい。人の居場所を作りたい。
  6. 目標のためにあなたが現在行っていることは何か? ⇒独学で勉強・プログラムを作る練習
  7. 使っているプログラミング言語は何か ⇒C#
  8. 今までに作ったプログラム ⇒まだ完成してないが、簡易的なゲームを作っている
  9. どのような大学を志望するか? ⇒理系大学で情報系技術を高めたい
  10. 本校の英語教育に興味があるのはなぜか? ⇒グローバル化により、世界に通じるコミュニケーションスキルが必要だから
  11. 本校のどのような取り組みを知っているか? ⇒G-NET20、交換留学的何か
  12. 将来は海外へ行きたいか? ⇒YES、海外で技術を高めたい
  13. グローバルリーダーには何の資質が必要だと思うか? ⇒コミュニケーションスキル
  14. なぜコミュニケーションスキルが必要だと思うか? ⇒意思疎通はアイデアの共有やチームをまとめ上げてよいパフォーマンスをするためには必要不可欠だから
  15. なぜ日本人はコミュニケーションが苦手だと思うか? ⇒日本は島国のためムラ意識が強く周りをうかがってしまう+朱子学等鎖国下においてトップダウン形式の大勢だったため他が意見を出しにくい体質が受け継がれたから。
  16. 高校で何をしたいか? ⇒部活・行事
  17. なぜ高校でそれをしたいのか? ⇒そうしたイベントを経て、協調性と自主性を磨きたい。

だいたいこんな感じのことを10分~20分話します。先生方が結構優しかったです。おかげでリラックスして話せました。(他の推薦受験生に話を聞いた感じ、先生は基本的に優しいですが、たまに少し厳しい先生もいるようです。でもその先生はもともと厳しいです笑。圧迫面接はさすがにないはずですが。)

次に質問の形式について。片方の先生が7個程連続で質問をする&その間にもう片方の先生が記録する⇒途中で先生が役割を交代する、という感じです。

僕が推薦面接で成功したのは、落ち着いて話せたからです。大事なのは、落ち着いて話すことです。
考える時間が必要だと思ったら、少し待ってもらいましょう。実際、僕も「少しだけ考えさせてください」と言って、質問に対して深く考える時間をもらいました。(緊張してる中でタイムアウトを取るのは心理的に難しいかもしれませんが、大丈夫です)。質問は基本的に深堀りされると思ってた方がいいです。「グローバルリーダーに必要な資質」の質問のとこでは、「短い時間でよく考えましたね」って言われて、ちょっと安堵しました。

僕が事前に準備した内容としては
①自己PRカードの内容から想定される質問とアンサーを用意しておく
②学校パンフレットから、学校の理念とか取り組み等、必要そうなのを覚える
③面接の作法の練習、の3つです。

特に①が大事。自分のPRする分野なら、当然深くまで知っておかなければならない。また、何かをしたいなら、その理由・目的・背景知識くらいはもっておく必要があります。例えば僕はプログラマーになりたい、と自己PRカードに書きましたが、その結果、現在使っているプログラミング言語まで聞かれました。かなり深いところまで聞かれるので準備はぬかりなく行いましょう。

画像はイメージです

小論文

去年の小論文はネットで調べたら出てくると思います。

そのため問題それ自体については話しません。僕がここで伝えたいのは、小論文で最重要となる2つの要素についてです。1つ目が主張の一貫性で、2つ目が時間管理です。

主張の一貫性というのは、そのまんまです。自分の書いていることが途中で食い違わないようにする必要があるという、ただそれだけの話です。だから、小論文はいきなり書き始めるんじゃなくて、余白にメモを取りましょう。そしてどのような順序で意見と根拠を書くかを決めましょう。全体の構成を練れれば、それでよろしいです。

次に時間管理について。小論文はとにかく時間との勝負です!
だから試験が始まったら、おおよその時間を考えて書きましょう。僕は完璧主義のため、「完全な」文章を書こうとして、書き終わらないことが多々ありました。もちろん、当日の限られた時間で、最高の文章なんて書けるわけありません。一旦、その余計な矜持を捨てましょう。書き終わることが、先決です。

小論文の対策は、全て時間管理のためと言っても過言ではありません。(腕時計をお忘れなく。教室に時計はありますが。)

ラスト:心構え!

最後に、推薦を受ける際の心構えについてです。

僕が塾の先生から言われたことは、「推薦は宝くじ」、ということです。何度も言われました。
宝くじってそもそも当たらないのが前提です。運ゲー。だからもし推薦で落ちたとしても気落ちするな、と。推薦試験で落ちてそれを引きずるようならば、そもそも推薦を受けるべきじゃないと。

大事なのは、「推薦は捨て」と思える心意気です。だって本命は一般試験でしょう?
推薦でベストは尽くすべきですが、推薦にすべてを賭けるのは間違ってます。

ただし当日は全く違います。
当日に「どうせ落ちるんだ」なんて考えてちゃ、ベストはつくせませんからね。本番は誰しもが緊張すると思いますしそれは仕方のないことです。でもだからこそ試験本番は「心を落ち着かせて自分を最大限表現すること」に重きを置きましょう。

本番はどう転ぶかわからないですが、何にせよその試験で持てる力を最大限発揮してきましょう。結果は、知ったこっちゃない。なるようにしかなりませんから。

本番緊張したら思い出してください。なるようにしかなりません。意外と、落ち着きます。

これで書きたかったことはだいたい全て話しました。集団討論以外でなにか質問がありましたら、コメント欄で送ってくれれば答えられるとは思います。(ただ受験から3年は経ったので忘れているところはあるかもしれません)

受験生よ、頑張れ!

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